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2017.07.15
手、手指の痛み 〜手の振戦〜
皆さま、こんにちは。
今日から三連休という方も見えますよね。
久しぶりの連休でワクワクされている方も!(^^)!
最近、ゲリラ豪雨で被害の方も
一刻も早く復興できるようにご冥福お祈りします。
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
今までに手の病気として、ドケルバン病、ばね指、手根管症候群、ヘバーデン結節、ブシャール結節、関節リウマチ、母指CM関節症、ガングリオン、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)についてお話しさせてもらいました
手だけでも、色々な病気があることがわかりましたね。
今日、お話しするのは、”手の振戦”についてお話させてもらいます。
皆様も、緊張して震えたり、恐怖で手が震えたりしたことありませんか?
その震えがいわゆる”振戦”です。
ただ、振戦(ふるえ)でもすぐ治る振戦もあれば、はたまた、重い病気で振戦になることがあります。
ということで、手、手指の病気、特別版として、手の振戦(震え)についてお話させていただきます。
手の振戦
振戦とは、筋肉が収縮と弛緩を繰り返して起こる不随意運動(勝手に動く)です。
ストレス(不安や恐怖など)、疲労、アルコールの禁断症状、カフェイン摂取、はたまた甲状腺機能亢進症、刺激薬の使用などで出る場合があります。
ふるえともいいます。
振戦の分類
振戦の分類として休止時振戦と活動時振戦があります。
活動時振戦の中には運動時振戦と姿勢時振戦に分かれます。
休止時振戦とは
身体(四肢・体幹・頭部)が休止している状態で発生する振戦です。
例:パーキンソン病、グアム疾患、髄小脳失調症、常染色体劣性など
活動時振戦とは
筋肉が何らかの活動をしているときに出現する振戦です
その中で運動時振戦とは運動をするときに出現する振戦
姿勢時振戦とは姿勢を保とうとするときに出現する振戦です。
運動時振戦の例:小脳障害、ウイルソン病、多発性硬化症頭部外傷後の振戦,脳血管性障害後に出現する振戦
姿勢時振戦の例:本態性振戦、甲状腺機能亢進症、尿毒症、CO2ナルコーシス
本態性振戦とは、普段緊張したり、アルコールを飲みすぎると起こる振戦に入ります。
他にも振戦は、細かく分類すと色々な分類に別れています。
もしも、自分、家族の方で、振戦(震え)をしている方がいましたら、もしかして大きな病気を抱えているかもしれません。
一度、病院で調べてもらうのが、一番だと思います。
手、手指に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております
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