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2020.01.07
東洋医学 〜正経十二経脈 足の厥陰肝経〜
皆様、明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします(*^-^*)
今年1年も皆様に幸がありますように(*^-^*)
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
今は、東洋医学についてお話させてもらってます
前回は東洋医学の「経絡」というものがあり、その主となるものが、十二経脈(正経)であることをお話ししました
今日、ご紹介するのは、十二経脈(正経)の12個目、「足の厥陰肝経」です
足の厥陰肝経とは
足の厥陰肝経は、足の第1指の外側から始まり、下肢の内側を上り、腹部で終わる、流注です。
足の第1指爪甲根部外側(大敦穴)に起こり、足背を通り中封穴に抵る。ついで脛骨前面を上り、大腿内側を循って陰部に入り、生殖器を循ったのち下腹に入り期門穴へ上り、胃を挾んで肝に属し、日月穴の部で胆を絡う。
さらに横隔膜を貫いて側胸部に散布し、気管、喉頭の後を循り咽頭に出て、眼球のあたりに達し頭頂に出る。その支なるものは、眼球のあたりから頬に出て唇を循る。別の支なるものは、肝から分かれて横隔膜を貫き肺に注ぎ、下行して中焦に至り、手の太陰肺経に連なる。
1.大敦(たいとん)
取穴部位:足の第1指外側爪甲根部、爪甲の角を去ること1分
2.行間(こうかん)
取穴部位:第1中足指節関節の前、外側陥凹部
3.太衝(たいしょう)
取穴部位:足背にあり、第1・第2中足骨底間、陥凹部
4.中封(ちゅうほう)
取穴部位:内果前1寸、前脛骨筋腱の内側下際の陥凹部
5.蠡溝(れいこう)
取穴部位:内果の上5寸、脛骨内側面上の陥凹部
6.中都(ちゅうと)
取穴部位:内果の上7寸、脛骨内側面上の陥凹部
7.膝関(しつかん)
取穴部位:膝を伸展し、曲泉穴の直下で脛骨内側顆の下縁
8.曲泉(きょくせん)
取穴部位:膝を深く屈曲し、膝窩横紋の内端、大腿骨内側裂隙で縫工筋と薄筋の間
9.陰包(いんぽう)
取穴部位:曲泉穴と足五里穴を結ぶ線上で、大腿骨内側上顆の上4寸、縫工筋と薄筋の間
10.足五里(あしのごり)
取穴部位:大腿内側にあり、気衝穴の外下方3寸、大腿動脈拍動部
11.陰廉(いんれん)
取穴部位:大腿内側にあり、気衝穴の外下方2寸、大腿動脈拍動部
12.急脈(きゅうみゃく)
取穴部位:曲骨穴の外2寸5分、陰毛の際
13.章門(しょうもん)
取穴部位:第11肋骨前端下際
14.期門(きもん)
取穴部位:第9肋軟骨付着部の下際、乳頭線と肋骨の交叉部
次回は、正経十二経脈以外の経絡・ツボについてお話しますね
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