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2022.08.21
軟部組織損傷 〜手の病気 デュピュイトレイン拘縮〜
皆様、こんにちは
夏バテはしてませんか?
7月、8月の暑さにより自律神経が乱れやすい時期です。
くれぐれも水分補給と適度の休憩を取り入れて乗り越えましょうね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、手の病気 デュピュイトレイン拘縮についてご紹介していきます。
デュピュイトレイン拘縮とは
デュピュイトラン拘縮とは、掌や指に硬結が現れ、徐々に手の皮膚が引きつれて指が動かしにくくなる病気です。
手掌腱膜の瘢痕性拘縮。
デュピュイトレイン拘縮の特徴
MP関節とPIP関節は屈曲し、DIP関節は伸展している。
中年の過ぎた男性に多い。
中指、薬指、小指に多い。
デュピュイトレイン拘縮の原因
デュピュイトラン拘縮では、この手掌腱膜にコラーゲンが異常に蓄積します。
コラーゲンが異常に沈着すると指の可動性を障害し、病状が進行すると指が伸ばせなくなります。
コラーゲンが異常に蓄積する原因は不明ですが、糖尿病、喫煙、微小血栓、遺伝的な要因や高齢化、生活習慣の欧米化などが考えられます。
デュピュイトレイン拘縮の治療
保存療法として薬物療法
コラーゲンを分解して溶かす働きがある薬を、患部に注射して弱くなったところで、強制的に指を伸ばして拘縮している部分を切る。
手術療法
デュピュイトラン拘縮の原因となっている拘縮索を切除します。術後の固定やリハビリテーションが大事。
デュピュイトレイン拘縮は中年の男性に多い病気です。
旦那さん、お父さんが手指を痛そうにしてましたら、気付いてあげてくださいね。
次回は、手の病気 レイノー病についてお話させてもらいますね
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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