HOME > 軟部組織損傷 〜下腿の病気 シンスプリント〜
-
2023.08.20
軟部組織損傷 〜下腿の病気 シンスプリント〜
皆様、こんばんわ
8月のお盆が過ぎたというのにまだ、暑いですね( ;∀;)
そして、ガソリン代の高騰(*´Д`)
世の中の物価の上昇...いつまで続くのやら...
皆さん、頑張りましょう(T_T)/~~~
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、下腿の病気 シンスプリントについてご紹介していきます。
シンスプリントとは
シンスプリントとはスポーツ障害の1つです。
激しい運動や、ランニングやジャンプなどの運動、テニス、ラケットボール、サッカー、バスケットボールなどのスポーツによって、足のすねの内側にある脛骨に痛みが生じます。
足の疲労が蓄積したときに発症しやすく、中学生や高校生に多くみられます。
過労性脛部痛、脛骨疲労性骨膜炎、脛骨過労性骨膜炎と呼ばれることもあります。
シンスプリントの原因
シンスプリントは主にランニングやジャンプなどの運動によって、筋肉や筋膜が繰り返し引っ張られることより、すねの内側にある脛骨の骨膜が炎症を起こして痛みが生じます。
発生要因としては、扁平足や回内足などの足の形態異常、下腿の筋力不足、足関節の柔軟性の低下、足の疲労、クッション性の悪い靴使用などが挙げられます。
地面が固い場所で練習をするなど足に負荷がかかるとシンスプリントを発症しやすい。
また、走り込みなどのランニングの量や質が多い際、起こりやすい。
シンスプリントの症状
シンスプリントの主症状は、すねの内側、脛骨の中央から下方に生じる痛みと腫れ。
足が地面に着地したときに痛む
強い痛みがある場合や安静時にも痛む場合には、脛骨の疲労骨折の可能性も。
痛みが強い場合はコンパートメント症候群でも起こす。
筋膜に囲まれた区画(コンパートメント)の内圧が上昇し、血液の巡りが悪くなる状態です。処置が遅れると筋肉壊死や神経麻痺が起こることがあります。
シンスプリントの検査・治療
検査
まずは問診と下肢の診察
疲労骨折との鑑別のために、X線検査やMRI検査、骨シンチグラフィー検査が行われることも。
コンパートメント症候群との鑑別には特殊な圧力計を使用し、運動時のコンパートメント内圧を測定。
治療
まずは、安静
運動の休止
アイシングやアイスマッサージ、消炎鎮痛剤、湿布で炎症を抑える。
足底板(インソール)が用いり、足裏、下肢の負荷を軽減。
電気治療
私の接骨院でもシンスプリントの治療が出来ます。
もしも下肢の痛みがあるようでしたら、教えてください。
次回は、下腿の病気、アキレス腱断裂についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております。
▲ページのトップに戻る