HOME > 膝痛 〜オスグッド・シュラッター病〜
-
2016.12.13
膝痛 〜オスグッド・シュラッター病〜
12月に入って、ぼちぼち忘年会が始まっていますよね。
飲みすぎには注意してくださいね(;^ω^)
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
前回から、膝の病気について、御紹介していましたが、変形性膝関節症はどうでしたか?
自分のお父さん、お母さんがなっていませんかね?
今日、2回目の膝の病気はをご紹介するのは、子供に多い膝の病気、”オスグッド・シュラッター病”についてご紹介したいと思います。
オスグッド・シュラッター病
脛骨粗面の痛み
脛骨粗面(膝蓋腱と脛骨の接点の骨の隆起)が突出して痛みと腫脹が現れる病気です。
膝を伸展する筋肉に、大腿四頭筋(ふとももの前にある筋肉)がありますが、この大腿四頭筋は膝蓋骨に付着し、その後、膝蓋靭帯→膝蓋腱→脛骨粗面へと繋がっていきます。
大腿四頭筋の牽引
この大腿四頭筋の牽引力が骨端線の閉じていない脛骨粗面に繰り返し負荷をかけたり、骨の成長に筋肉や腱の成長が追いつかないため、膝蓋腱を通して脛骨粗面にかかる力が大きくなることなどにより、骨端軟骨が損傷して脛骨粗面が隆起させています。
ジャンプ、キック、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、陸上競技など、成長期のスポーツ少年に多く発症します。
脛骨粗面の隆起、突出が認められ、その部位を押さえると激痛が走ります。
走る、飛ぶ、蹴る、しゃがむなどに脛骨粗面の痛みがあります。
通常は片側の発症が多いです
検査
脛骨粗面の疼痛、圧痛、骨性の隆起
レントゲンで脛骨粗面の突出、小骨片などがみられます
治療
安静
スポーツの制限、消炎鎮痛薬の使用、
アイシング
大腿四頭筋とハムストリングスのストレッチ
再発を繰り返すことも多いですが、成長期の終了と同時に治ることが多いです。
一度、お子さんが膝が痛いと言われたら、オスグッド・シュラッター病を疑ってみて下さいね
膝に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております
▲ページのトップに戻る