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2017.05.22
手、手指の痛み 〜ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)〜
皆さま、こんにちは
まだ、5月だというのに、真夏日が続き、暑いですよね(;'∀')
この夏は、どれだけ熱くなるやら。。。
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
前回までに手、手指の構造(骨、筋肉、神経)を説明しました
ん〜、神経の命令でいろんな筋肉が動いているんですよね〜 すごい!
今日からは、手の病気についていろいろな病名を紹介してきたいと思います。
それでは、第1回目の手、手指の病気は、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)です。
これは、非常に多くの人がなっています。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
これは、手首の母指側の方で起きる指の腱鞘炎の一種です。
長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が、腱鞘に絞扼されて、動きが悪くなり痛みが出る病気です。
長母指外転筋腱:母指を外転する働きをする腱
短母指伸筋腱:母指の第2関節を伸ばす働きをする腱
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の原因
手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いです。
また、現在、パソコンやスマホを使う人が多くなり、この病気になる人が多いです。
妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く見られます。
50歳代と20歳代の女性に多く見られる。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の診断
手首の母指側に腫脹や圧痛がある
上の絵のように母指を他の指に隠して、一緒に手首を小指側に曲げると痛みがいっそう強くなることで診断します(フィンケルシュタインテスト)。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の治療
安静
アイシング
マッサージ、ストレッチ
テーピング
投薬
腱鞘内ステロイド注射
それでも治りが悪いとOP
うちの接骨院では、マッサージ、電気療法、鍼灸、テーピングをします。
もしも手首の母指側が痛いなと思ったら、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)を疑って下さい
次回も、手、手指の病気についてお話しさせてもらいますね。
手、手指に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております
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