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2017.06.18
手、手指の痛み 〜関節リウマチ〜
皆さま、おはようございます。
来週から雨が続くらしいですね。やっと、梅雨らしくなりますよね。
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
手の病気、ドケルバン病、ばね指、手根管症候群、ヘバーデン結節、ブシャール結節についてお話しさせてもらいました
手は、体幹に比べて小さい器官ですが、細かい骨、細かい筋肉、細かい神経がいっぱいあります。
なので、大事に使わないと痛めやすいですよね。
今日は、皆様も一度は聞いたことがある関節リウマチについてお話させてもらいます。
ということで、第5回目の手、手指の病気は、関節リウマチです。
関節リウマチ
関節リウマチは、膠原病の一つで、炎症性自己免疫疾患です。
主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形もしくは破壊が現れます。
また、関節の滑膜が炎症をおこす病気です。
男女比は1:4と女性に多い病気です。
関節リウマチの原因
原因は、はっきりした原因はわかりません
生活習慣、遺伝、感染症などによる免疫系の働きだと言われています
関節リウマチの症状
朝起きた時に指がこわばり、指がうまく動かない(朝のこわばり)
こわばっている時間が1時間以上続く
関節の変形や滑膜の細胞が増殖したり、軟骨の破壊が始まる。その後、関節も破壊し、関節は動かなくなってしまいます。
手の指の関節、第2関節(PIP)、第3関節(MP)が特に侵されます。また、手首や足の指、肘、膝など体の中心に近い大きな関節の痛みが出てくることもあります。
指の変形がひどくなると
スワンネック変形(白鳥の首状の変形)
ボタン穴変形
尺側偏位(指の全てが外側を向く変形 になります
全身倦怠感や易疲労感
※ヘバーデン結節やブシャール結節は、朝のこわばりはありません
関節リウマチの診断
朝のこわばり(1時間以上持続する)
多関節炎(少なくとも3領域以上の関節の腫れ)
手の関節の腫れ
対称性の関節の腫れ
リウマチ結節
リウマトイド因子(リウマチ因子)陽性
レントゲン検査で典型的な関節所見
以上7項目のうち4項目以上を満たせば「関節リウマチ」と診断
血液検査
白血球増加、血小板増加、C反応性蛋白(CRP)上昇、赤血球沈降速度(ESR)亢進
リウマトイド因子
レントゲン
CT
MRI
関節リウマチの治療
薬物療法が中心
温罨法
安静
マッサージ、鍼灸
うちの接骨院では、マッサージ、電気療法、鍼灸、温罨法をします。
もしも手の指が変形してきたな(特に第2関節、第3関節に痛みが出ましたら)と思ったら、関節リウマチを疑って下さい
次回も、手、手指の病気についてお話しさせてもらいますね。
手、手指に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております
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