皆様、こんばんわ
また、コロナ患者さんが増えてきましたね(*_*;
医療従事者の皆様には感謝します
コロナに打ち勝つには、皆様の一人一人の努力が必要です
頑張りましょう!!!
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、野球肩についてご紹介していきます。
野球肩とは
野球肩とは、投球動作により発症する肩障害の総称です。
肩を使いすぎることによって発症することが多いので、野球肩といわれます。
野球肩は、インピジメント症候群、上腕骨骨端線障害(リトルリーグショルダー)、関節唇損傷、動揺肩など複数の病気を含む疾患概念です。
野球肩の原因
野球肩は、肩関節を構成する腱や筋肉などが、物を投げる動作によって障害を受けることを原因とされます。
野球肩にはさまざまな病気が含まれますが、
成長期にあるお子さんが特有の病気として、リトルリーグショルダーと呼ばれるものがあります。
腕を伸ばす動作に関係する上腕骨の成長軟骨が、投球動作によって損傷されることが原因で発症します。
また、大人になってから発症しやすい病気として関節唇損傷が挙げられます。
関節唇損傷は、肩周りの筋肉や腱、靭帯などが損傷を受けることで発症します。
他に、インピジメント症候群があります。
肩関節には回旋腱板と呼ばれる腱がありますが、この腱は肩関節の安定性を保つのに重要なものです。
しかし、投球動作を繰り返すことによって、腱板が骨にはさまれたり、こすれたりすることで炎症がおき、野球肩の症状が出現します。
野球肩の特徴
野球肩では、肩の痛みが生じ投球動作がうまくできなくなります。
肩の痛みは特定の姿勢、動作をとることで痛みが増強することもあります。また、肩が腫れることもあります。
成長期のお子さんに野球肩が生じると、腕の成長障害をおこすこともあります。
また、リトルリーグショルダーにより成長軟骨が障害を受けると、成人期になってから両上肢の長さに差が生じてしまうこともあります。
野球肩の治療
野球肩においては、まず肩の安静を保つことが重要であり、投球を控えてください
症状が強い場合には、肩関節の固定も考えます。痛みに対処するために湿布や痛み止めを使用することもあります。
また、投球フォームが適切でなく肩に負担がかかっていることもあるため、投球フォームの是正も考慮すべきです。
肩のケアとして、投球後のマッサージやアイシングなども重要となり、また、肩関節の強度を上げるために、肩関節の筋肉を補強するための筋力トレーニングも大切です。
上記のような保存的な治療で症状の改善が期待できない場合には、手術的な治療介入が検討されます。
プロ野球のピッチャーが投球後にアイシングをしているように、ボールを何度も投げることにより、肩に負荷がかかります。
そのためには、投球前、投球後のケアが大事になります。
未来の野球少年!頑張りましょう!!!
次回は、肘内障についてお話させてもらいますね
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