ごあいさつ

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  • 2022.05.01 軟部組織損傷 〜正中神経麻痺〜
皆様、こんばんわ
GWはいかがお過ごしですか?
まん延防止もひとまず終わり、久々の旅行に行った方も多いのではないでしょうか(*^_^*)
私も岐阜県中津川の方まで遊びに行きました
緑も多く、マイナスイオンも貰えたのでまた、お仕事頑張ります!!!
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます

今日、ご紹介するのは、正中神経麻痺についてご紹介していきます。

正中神経とは

正中神経は腕神経叢から上肢腹側のほぼ真ん中を走行する神経です。
前腕部においては、尺骨神経、橈骨神経とならぶやや径の大きな神経です。
前骨間神経、総掌側指神経、固有掌側指神経に分枝する。


支配筋

円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、方形回内筋、浅指屈筋、深指屈筋(正中神経と尺骨神経の二重神経支配)
母指対立筋、短母指外転筋、短母指屈筋(正中神経と尺骨神経の二重神経支配)
長母指屈筋、虫様筋(正中神経と尺骨神経の二重神経支配)


正中神経麻痺

原因としては手根管症候群、手首の骨折、外傷(ガラスなどによる深い切り傷、リストカットなど)、キーパンチャーのように手首を酷使する労働です。

また、神経炎や腫瘍、ガングリオンなどで障害を受けることもあります。


正中神経麻痺の症状

低位麻痺:手関節付近が障害されて起こる麻痺。

母指球筋が萎縮することによる猿手
perfect O徴候
母指対立運動不能といった運動障害
支配範囲である掌の橈側、母指、示指、中指、および環指の橈側半分の知覚障害を呈する。
手根管症候群(チネル徴候、ファーレンテスト陽性)


高位麻痺:肘窩より近位が障害されて起こる麻痺。

正中神経が支配する筋肉および知覚範囲が障害される。
低位麻痺の症状に加えて、前腕回内が出来ない、手関節、母指と示指が屈曲出来ない(祈祷肢位)などの症状も出ることがある(円回内筋症候群)。


正中神経麻痺の治療

神経の回復が見込める場合は、電気療法、マッサージや鍼灸を施し、保存療法にて自然回復を待ちます。

神経断裂や欠損がひどく、回復が見込めない場合には神経縫合術が行われます。



親指、人差し指、中指の動きが悪いな、力が入らないなと思いましたら、正中神経麻痺かもしれませんので、調べてもらいましょうね


次回は、尺骨神経麻痺についてお話させてもらいますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927

ご来院をお待ちしております
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