ごあいさつ

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  • 2022.05.15 軟部組織損傷 〜尺骨神経麻痺〜
皆様、こんばんわ
GWも終わり五月病になっていませんか?
今年は梅雨入りも早そうで、ジメジメした感じに(*_*;
こういう時は自律神経は乱れやすいので、気を付けてくださいね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます

今日、ご紹介するのは、尺骨神経麻痺についてご紹介していきます。

尺骨神経とは

尺骨神経は、尺骨の傍を走る神経組織です。
この尺骨神経は人体において、神経の中でも骨や筋肉などに守られていない最も大きな神経であるため、肘をついたり、事故などにより損傷を受けやすい部分です。

脊髄神経から分岐し上腕・前腕・手へ繋がる腕神経叢に由来する橈骨神経、正中神経と並ぶやや径の大きな神経。
解剖学的正位に位置し、上腕部においては、上腕部尺骨神経溝、前腕部においては、尺骨に沿って内側を走行する。
背側指神経、総掌側指神経、固有掌側指神経に分枝する。

支配筋

短母指屈筋(正中神経と尺骨神経の二重神経支配)
母指内転筋、小指外転筋、短小指屈筋、小指対立筋、短掌筋
深指屈筋(正中神経と尺骨神経の二重神経支配)
虫様筋(正中神経と尺骨神経の二重神経支配)
尺側手根屈筋、背側骨間筋、掌側骨間筋


尺骨神経麻痺

尺骨神経が麻痺し、手のしびれや筋力低下が生じ、細かい指の動きが鈍くなる病気です。

原因としては手関節部の損傷、肘部管症候群、ギヨン管症候群、尺骨神経管症候群、外果骨折、脱臼、睡眠中の圧迫、末梢神経性筋萎縮などが挙げられる。


尺骨神経麻痺の症状

症状としては鷲手

フローマン徴候陽性

小指球筋萎縮、骨間筋萎縮、中・末節屈曲位、指内外転不能などの運動麻痺

手掌手背尺側半の皮膚の知覚異常


尺骨神経麻痺の治療

神経の回復が見込める場合は、電気療法、マッサージや鍼灸を施し、保存療法にて自然回復を待ちます。

神経断裂や欠損がひどく、回復が見込めない場合には神経縫合術が行われます。



中指、薬指、小指の動きが悪いな、力が入らないなと思いましたら、尺骨神経麻痺かもしれませんので、調べてもらいましょうね


次回は、フォルクマン拘縮についてお話させてもらいますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927

ご来院をお待ちしております
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