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2022.10.09
軟部組織損傷 〜大腿骨の病気 臼蓋形成不全〜
皆様、こんばんわ
今日は秋晴れ
私の町では3年ぶりに市民運動会が開催されました(^O^)/
コロナで寂しい時間がありましたが、少しずつ町に活気が戻ってきたことには、本当に嬉しく思います(*^-^*)
でも、リレーは辛いです( ;∀;)笑
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、大腿骨の病気 臼蓋形成不全についてご紹介していきます。
臼蓋形成不全とは
臼蓋形成不全とは、骨盤に存在する股関節には、臼蓋と呼ばれる部分があります。その臼蓋が不完全な形状になっている状態です。
大腿骨骨頭が骨盤にはまり込む臼蓋が、浅いために形成不全になっていて、大腿骨骨頭がしっかりはまらずにいます。
臼蓋形成不全は、股関節の痛みにより変形性股関節症の発症に至ることもあります。
臼蓋形成不全の症状
股が痛い
長時間立っていると股関節が痛む
立ち上がりずらい、立ち上がれない、立っていられない
歩くのが苦痛
乳児期の定期健診をもとにして疑われることがあります。
妊娠や出産など、股関節に負担がかかる状況により病気の診断に至ることもあります。
年齢ごとに変形性股関節症とよばれる病気なることもありますが、変形性股関節症患者さんの大半は臼蓋形成不全を伴います。
臼蓋形成不全の原因
遺伝的な要因
胎児期の姿勢
骨盤位(逆子)
大きいあかちゃん
出生後の生活習慣
妊娠、出産
などが臼蓋形成不全の発症因子であると考えられています。
臼蓋形成不全の検査・診断・治療
検査・診断
臼蓋形成不全は、幼児期から成人期にかけて疑われることがありますが、症状や身体所見に加えてレントゲン写真をもとにして診断します。
そのほか、超音波検査やCT検査、MRI検査といった画像検査が行われることもあります。
治療
臼蓋形成不全は、症状の強さにより、必要に応じて手術を行われます。
手術方法としては骨切り術や人工股関節置換術が主ですが、重症度や年齢などに応じて方式が決定されます。
手術後には、適切なリハビリを行うことも重要です。
臼蓋形成不全が進行すると変形性股関節症の発症にもなります。
病状が悪化すると、日常生活を送るのに支障が生じることもあります。そのため、軽症の段階から手術を行い、病状の進行をおさえることが大事です。
赤ちゃんや妊娠・出産女性に多い病気です。
奥さんやお子さんが股関節を痛がったり、股関節を庇って歩いているようでしたら、一度、病院で検診して頂くと安心だと思います。
次回は、大腿骨の病気、大腿骨頭すべり症についてお話させてもらいますね
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