HOME > 軟部組織損傷 〜膝の病気 半月板損傷〜
-
2023.03.19
軟部組織損傷 〜膝の病気 半月板損傷〜
皆様、こんばんわ
3月中旬になり、暖かくなりましたね!(^^)!
今日は子供の自転車乗りの練習、お手伝いをしました
子供が倒れないように注意しないといけないし、走って追いかけないといけないし(*_*;
ヘトヘトです(笑)
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、膝の病気 半月板損傷についてご紹介していきます。
膝の半月板とは
半月板とは、膝関節の内・外側に存在する、大腿骨と脛骨に挟まれる組織で、三日月状をしていることから、半月板と呼ばれます。
半月板の内側にあるものを内側半月板
半月板の外側にあるものをのものを外側半月 といいます。
半月板の機能としては
大腿骨と脛骨の接合部の安定性
体重・荷重の分散
衝撃吸収
関節の保護 などの役割をを担っています。
半月板損傷とは
半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にある繊維軟骨です。
膝関節の内側と外側に1つずつ存在し、どちらもローマ字の「C」に似た形をしています。
この2つの半月板が膝関節を安定させると同時に、衝撃を吸収して荷重を分散させることで軟骨を保護する役目を担い、膝のなめらかな動作を可能にしています。
半月板損傷とは、この半月板になんらかの要因で亀裂が入ったり、ひどい場合には断裂した状態を指します。
半月板損傷の原因
スポーツ
半月板損傷の原因で最も多いのがスポーツです。
急なターンやストップなどで膝をひねったりすると、急激に強い力が加わり、半月板がその負荷に耐えきれず損傷につながります。
また、バレーボールやバスケットボール、陸上など、膝に継続的に負担がかかるスポーツや、ラグビー、アメリカンフットボールといった他の選手との接触機会が多いスポーツも半月板損傷の原因になることがあります。
加齢
年齢を重ねるにつれて半月板が変性し、弾力性が落ちてクッションとしての役割が衰えてきます。
そうなるとこれまでなんともなかったような体重負荷でも損傷しやすくなります。
半月板損傷の症状
半月板損傷の症状のひとつとして、膝を曲げたり伸ばしたりしにくくなることです。
膝を完全に曲げ切ることができなくなったり、伸ばし切ることが難しかったり、動かそうとしたときに激しい痛みを伴うこともあります。
また、パソコンのマウスをクリックしたときのような音(クリック音)がしたり、ゴリッ・キリッとした感覚が走ることもあります。
重症の場合には、断裂した半月板の一部が関節の隙間に入り込むことにより激痛を伴って関節が動かせなくなるロッキング症状も現れることもあります。
その他には、繰り返す腫脹(水腫)があります。
半月板損傷の検査・治療
検査
徒手検査や症状の経過からも予測可能です。
半月板は、単純X線(レントゲン)写真では半月は写りませんので、損傷しているかどうかを確認するにはMRI検査が必要になります。
治療
リハビリテーションや抗炎症薬の処方など保存的治療で症状が改善する場合がありますが、改善しない場合には手術を行います。
手術法には切除術(損傷した部分を切り取る)と縫合術(損傷した部分を縫い合わせる)の2種類があり、通常は関節鏡を使った鏡視下手術を行います。
予防として、大腿四頭筋という太ももの筋肉を鍛えることで膝関節を支える力を強め、半月板にかかる体重負荷を筋肉に分散させることが重要です。
また、膝以外でも体幹や股関節、足関節のストレッチなども半月板を守るために有効です。
スポーツで痛める事が多いです。スポーツをしていた際、急に膝を痛めた方がいましたら、すぐに診てもらいましょう。
次回は、膝の病気、十字靭帯損傷についてお話させてもらいますね
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております
▲ページのトップに戻る