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2023.04.02
軟部組織損傷 〜膝の病気 十字靭帯損傷〜
皆様、こんばんわ
4月に入り、過ごしやすい時期になりましたね(^O^)/
桜も満開ですし、祭りもちらほらとありますし、いい時期ですね♪
でも、花粉がいっぱい( ;∀;)
花粉症の人、頑張ってください💦
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、膝の病気 十字靭帯損傷についてご紹介していきます。
膝の十字靭帯とは
十字靭帯とは、膝関節の中にあり、大腿骨と脛骨をつなぐ靭帯です。関節を安定に保つ支持機構。
前十字靭帯と後十字靭帯があります。
前十字靭帯は、脛骨が前方へずれないように防ぎます。
後十字靭帯は、反対に脛骨が後方へずれないように防ぎます。
十字靭帯損傷とは
前十字靭帯損傷・後十字靭帯損傷は、前十字靭帯(ACL)・後十字靭帯(PCL)が伸びている、部分的に切れる、または完全に切れている状態のことをいいます。
十字靭帯損傷の原因
十字靭帯損傷の原因で最も多いのがスポーツです。
急なターンやストップなどで膝をひねったりすると、急激に強い力が加わり、半月板がその負荷に耐えきれず損傷につながります。
また、バレーボールやバスケットボール、陸上など、膝に継続的に負担がかかるスポーツや、ラグビー、アメリカンフットボールといった他の選手との接触機会が多いスポーツも十字損傷の原因になることがあります。
十字靭帯損傷の症状
膝で断裂音を感じる
腫れと痛み
膝関節の出血
膝の不安定感
可動域の減少
活動継続に支障をきたすような激しい痛み
歩行時の関節周辺の圧痛・不快感
症例の約50%で、他の周囲の靭帯、軟骨、半月板などの膝の構造の損傷が伴う
十字靭帯損傷の検査・治療
検査
身体検査: 膝の周りの腫れや圧痛がないかチェック。関節の機能を評価するため脚の動きを観察する。
テスト法:膝の関節を引き出したり、押したりし、関節の不安定、ずれをチェックする。
X線: 膝のX線写真を撮って骨折がないか確認する。
磁気共鳴画像法(MRI): 前十字靭帯の軟部組織の状態を確認。
関節鏡検査
治療
程度によりますが、関節鏡による十字靭帯再建(外科的治療)をする。
装具や理学療法などの非外科的治療の場合もある。
予防のため、大腿四頭筋トレーニングや体幹強化をします。
半月板と一緒でスポーツで痛める事が多いです。スポーツをしていた際、急に膝を痛めた方がいましたら、すぐに診てもらいましょう。
次回は、膝の病気、側副靭帯損傷についてお話させてもらいますね
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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