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2023.04.16
軟部組織損傷 〜膝の病気 側副靭帯損傷〜
皆様、こんばんわ
4月に入り、入学、新入生、色々生活の変化の時期が始まりましたね
新鮮な部分もありますが、無意識にストレスがかかってませんか?
ストレスや季節の変わり目で、体調が悪くなる時期です。
疲れたら、一呼吸しましょうね( `ー´)ノ
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、膝の病気 側副靭帯損傷についてご紹介していきます。
膝の側副靭帯とは
膝の側副靭帯は、外側と内側があり、
内側側副靱帯(MCL)は、大腿骨と脛骨を結ぶ靭帯。
外側側副靱帯(LCL)は、大腿骨と腓骨を結ぶ靭帯。
側副靭帯は膝の伸展・屈曲時に膝を安定させ、また、膝の外反・内反が強制的にしないように制御しています。
側副靭帯損傷とは
側副靭帯損傷とは、サッカーやラグビーなどで横からタックルやスライディングを受けた時など、スポーツ時によく損傷します。
また、ジャンプの着地時や、急激に方向転換を行った時などの動作が加わることでも起こります。
格闘技の蹴りや関節技を受けた時などに損傷します。
内側側副靭帯損傷は、膝の外側から内側に衝撃がきたり(外反)、膝から下を外側にひねられたり(外旋)した時に起こる。
逆に外側側副靭帯損傷は、膝の内側から外側へ衝撃がきたり(内反)、外側側副靭帯が伸びて強く引っぱられることで起こる。
側副靭帯損傷の原因
野球、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、スキー、格闘技など、ほとんど接触プレイの多いスポーツで、起こります。
側副靭帯損傷の症状
内側側副靭帯
膝関節の内側に痛みと腫れ
膝を外側にひねった時に不安定感
側方動揺性
外側側副靭帯
膝関節の外側に痛みと腫れ
膝を内側にひねった時に不安定感
側方動揺性
側副靭帯損傷の検査・治療
検査
身体検査: 膝の周りの腫れや圧痛がないかチェック。関節の機能を評価するため脚の動きを観察する。
テスト法:膝の関節を外反したり、内反したりし、関節の不安定、ずれをチェックする。
X線: 膝のX線写真を撮って骨折がないか確認する。
磁気共鳴画像法(MRI): 前十字靭帯の軟部組織の状態を確認。
治療
膝関節にギプスやサポーター、テーピング等で固定。安静を保つ。
膝が不安定であれば、膝まわりの腱を一部切り取って靭帯の代わりに使う「再建手術」を行う。
側副靭帯損傷は、十字靭帯や半月板と一緒に損傷しやすいです。
痛めた時は、しっかり検査しましょう。
前十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷、内側半月板損傷 この3つの合併症を「不幸な三徴」と言われ、予後が悪いです(*_*;
次回は、膝の病気、内反膝、外反膝についてお話させてもらいますね
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