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2023.09.17
軟部組織損傷 〜下腿の病気 アキレス腱周囲炎〜
皆様、こんばんわ
3連休はいかがお過ごしですか?
最近、足が攣るという患者がとても多いです。
足が攣る原因は、多くは体の水分不足です。今年は、猛暑日が多く、知らないうちに体の水分が足りなくなっています。
30分に一度、一口でもいいです。水分補給をしましょうね。
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、下腿の病気 アキレス腱周囲炎についてご紹介していきます。
アキレス腱とは
アキレス腱は、下腿の下部の部分で、、足にあるふくらはぎの腓腹筋・ヒラメ筋を踵の骨に付着させる腱です。
踵骨腱とも言います。
アキレス腱周囲炎とは
アキレス腱周囲炎とは、アキレス腱を覆うパラテノンと呼ばれる組織(アキレス腱を覆う薄い膜)に炎症が生じた状態を指します。
アキレス腱周囲炎の原因
アキレス腱周囲炎は、スポーツ障害で起こりやすく、オーバーユース症候群のひとつです。
アキレス腱に対して繰り返し負荷がかかることを原因として発症します。
歩く・走る・ジャンプするなどの動作がこのような動作が繰り返されると、アキレス腱周囲に過剰な負担が生じ、その結果として炎症が引き起こします。
普段はあまり運動をしないのに突然運動をしたりしても起こります。
また、扁平足、底のすり減った靴などを履いている方でもアキレス腱周囲炎を発症しやすい。
アキレス腱周囲炎の症状
アキレス腱周囲の痛みや圧痛、腫れ、熱感、発赤
アキレス腱を伸ばすと痛みが強くなる
症状が悪化すると、足首を動かしづらい
足首を動かすと、きしむ、こすれるような感覚がでることもある
アキレス腱周囲炎の検査・治療
検査
問診、視診、触診により アキレス腱の周囲での痛みや腫れ、しこりなどを確認。
かかとの可動域を確認。
レントゲン撮影
超音波検査
MRI検査
治療
急性期
局所の安静(運動は休息)
アイシング
消炎鎮痛剤などで炎症を抑える
局所へのステロイド注射
炎症が落ち着いたら
ストレッチ
筋力トレーニング
テーピング
インソールの使用などで再発を防止する
アキレス腱周囲炎は痛みをがまんをしていると、ますます痛みがひどくなります。
そんな時は運動したい時かもしれませんが、ぐっとこらえて治療に専念しましょうね。
次回は、足の病気、内反足についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております。
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