HOME > 軟部組織損傷 〜足指の病気 外反母趾〜
-
2023.12.22
軟部組織損傷 〜足指の病気 外反母趾〜
皆様、こんばんわ
寒い日が続いていますが、お身体の方は大丈夫ですか?
風邪を引きやすいので、くれぐれも暖かくしてくださいね。
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、足の病気 外反母趾についてご紹介していきます。
外反母趾とは
外反母趾とは、足の甲の内側にある第一中足骨が内反し、母趾が外反し、母趾の付け根の関節(第1MP関節)が突出する病気。
女性に多い。
外反母趾の原因
外反母趾の原因は、生まれながらの遺伝的な要因と、生活習慣が関わる非遺伝的な要因があります。
生まれながらの遺伝的な要因として扁平足や開張足、関節が柔らかい人や母趾の長い人が、外反母趾になりやすい。
非遺伝的な要因として多くいるのが、ハイヒールによるものです。
ハイヒールや足先の細い靴を履くことで足先に過剰な力が加わって、外反母趾を引き起こすとされています。
さらに加齢による筋力の低下などによって足のアーチ構造が崩れることも原因になります。
外反母趾の症状
外反母趾では、足の母趾の関節が外側に屈曲し、関節自体は内側に突出するため、靴との摩擦が起こりやすく、突出部分に炎症、腫れ、発赤、潰瘍形成する。
ひどくなると、突出部の皮下に浸出液がたまる。
歩行障害の原因にもなる。
また、突出部分を通っている神経が障害され、神経痛が引き起こされることも
母趾の付け根の関節が亜脱臼することもある。
外反母趾の検査・治療
検査
視診、触診
レントゲン検査(関節の破壊などがないか確認)
関節リウマチや関節が緩みやすくなるような先天性の病気がないかを調べるために、内科学的な血液検査や画像検査などが行われることもある。
治療
外反母趾には保存的な治療と手術による根治治療があります。
保存的治療
消炎鎮痛剤や湿布
外反母趾を矯正するための装具や足のアーチ構造を守るための足底板
足先が細く、ヒールの高い靴を避ける。
手術
矯正装具を用いても変形が改善されず、歩行障害を生じる場合には手術を行う。
一般的に行われる手術では、関節の突出部を切除し、母趾のつけ根の骨を切って関節の突出を矯正します。
うちの接骨院では、テーピングによる外反母趾の治療も行っています。
外反母趾の疑いがある方は一度、見せてください。
次回は、骨の基礎知識についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております。
▲ページのトップに戻る