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2017.11.26
骨折 ~骨折の骨癒合~
皆様、おはようございます。
寒い日が続くこの頃。
体が固まって痛いとことが増えますよね。湿布もいいですが、カイロで温めるのもいいですよ。ぜひ、お試しを!(^^)!
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

前回は、骨の折れ方や症状、合併症についてお伝えしました

骨折でもちゃんと治さないと、折れ方や感染などによって、予後が悪くなります。
しっかり治しましょうね。

今日は、「骨折の治療日数や治癒経過」をご紹介します。


骨折の治療日数

骨折は、年齢や全身状態、治療法によって、多少誤差はありますが、グルトの骨癒合日数という基準になる日数が紹介されています。

グルトの骨癒合

①中手骨        2週間

②肋骨         3週間

③鎖骨         4週間

④前腕骨(橈骨・尺骨) 5週間

⑤腓骨         5週間

⑥上腕骨骨幹部     6週間

⑦脛骨         7週間

⑧下腿両骨       8週間

⑨大腿骨骨幹部     8週間

⑩大腿骨頚部     12週間


これらは、完全に治るまでの日数ではなく、骨が硬化する日数であり、機能回復するまでには、さらに日数が必要です。
また、小児の日数は成人に比べ、2~3割ぐらい早く癒合しますし、逆にお年寄りの方になると成人に比べて、もっと癒合するまでに時間がかかります。


骨折の治癒経過

骨折は、4つの修復過程を経て治癒していきます。

炎症期

骨折をすれば、炎症も起き、出血もします。それを止める時期が骨折してから2週間目ぐらいの時期が炎症期です。

仮骨形成期

骨折後1週間が過ぎると骨芽細胞が活動し、1週間目から14週目ぐらいが仮骨が形成する時期です。

仮骨硬化期

仮骨が硬化する時期です。これが8週間目から36週間目ぐらいにあたります。

リモデリング期

硬化仮骨が患部の機能とともに回復に、本体の骨に吸収、添加作用していく時期です。
これが20週目から52週目ぐらいにあたります。


このように骨は順番に治っていくんですね。

骨の回復ってすごいですよね。


骨に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927

ご来院をお待ちしております
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