ブログ

2021.12.12
軟部組織損傷 ~肩関節周囲炎(五十肩)~
皆様、こんばんわ
12月に入り、少しずつ葉っぱが落ちていますね
本格的な冬が到来もまじかなので、風邪には気を付けてくださいね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます

今日、ご紹介するのは、肩関節周囲炎(五十肩)についてご紹介していきます。

肩関節周囲炎(五十肩)とは

肩関節周囲炎とは、肩の加齢による変性変化によって起きるものです。

病理学的には癒着性滑液包炎、回旋腱板・上腕二頭筋の変形性炎症性変化、肩鎖関節の変形性関節症などが含まれる。

50代に多いため、俗語で五十肩と呼ばれる。


肩関節周囲炎(五十肩)の特徴

レントゲンでは異常はみられにくいが、軟部組織・筋腱の噛み合わせなどにより、肩が挙上しにくい

40代以降に発症

結髪・結滞のような肩関節外転・外旋、外転・内旋運動が制限される

比較的予後は良好だが、寛解するまでに半年から2年ぐらいかかる。


肩関節周囲炎(五十肩)の症状

肩関節の疼痛

肩関節の運動制限。特に外転・外旋が困難となる。

夜間痛

強い自発痛

肩峰下から大結節にかけて圧痛、発赤、熱感などが見られる。

レントゲンで肩峰下外側に石灰沈着が見られる(石灰沈着性滑液包炎)

上腕二頭筋長頭腱鞘炎があれば、結節間溝に圧痛が見られる。


肩関節周囲炎(五十肩)の治療

急性のものは、石灰沈着滑液包炎などに対しては、局所へのステロイドホルモンと局麻剤の注入が有効。また、安静や冷湿布を行う。

慢性のもの、拘縮が主体となるものに対しては、自動運動練習や温熱療法、マッサージ、鍼灸などが有効。




肩関節周囲炎(五十肩)は、徐々に肩が上がらなくなる方が多いです。
なので、そのうちに治るだろうと思い、ほかってく方が多いです。結果、全然上がらなくなってから来院される方がみえます。
肩に痛み、違和感があるようでしたら、早めに検査しましょう



次回は、肩腱板損傷についてお話させてもらいます

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927

ご来院をお待ちしております
    ◀   前の記事 次の記事   ▶
  • 記事ー覧へ