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2018.06.23
血液検査 〜脂質異常に関連する検査〜
皆様、こんにちは
梅雨に入り、湿気により体が重いですよね。
東洋医学では、湿邪といい、湿気により体が重くなったり、だるくなったりする病気があります。
くれぐれも体の管理には気をつけましょうね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、血液検査の項目についてお話しています。
血液の種類は、何個かあることが解りましたよね
血液検査、第2回目は、「脂質異常に関連する検査」をご紹介します。
1.脂質異常に関連する検査には
総コレステロール(TC)
LDLコレステロール(LDL-C)
HDLコレステロール(HDL-C)
中性脂肪(トリグリセライド;TG)
などがあります。
総コレステロール(TC)
基準値
130〜220mg/dL
コレステロールは、体の中の細胞の膜やホルモンなどの材料になるものです。
食事からも摂取されますが、多くは肝臓で作られます。
水には溶けないため、血液中のタンパク質のカプセル(リボタンパク)の中で運ばれます。
リボタンパクには、LDL(低比重リボタンパク)やHDL(高比重タンパク)などいくつか種類があり、これらに含まれるコレステロールの総計が総コレステロールです。
過剰なコレステロールは、血液の壁に入り込んで動脈硬化の原因になります。
LDLコレステロール(LDL-C)
高HDLコレステロール血症の診断基準
40mg/dL以上(空腹時)
LDLコレステロールは、いわゆる悪玉コレステロールです。
過剰になると、血液の壁にコレステロールが溜まるため、LDLコレステロールの高値は、動脈硬化の危険な因子になります。
HDLコレステロール(HDL-C)
低HDLコレステロール血症の診断基準
40mg/dL未満(空腹時)
HDLコレステロールは、いわゆる善玉コレステロールです。
HDLは、組織の余分なコレステロールを肝臓に戻す役割があります。
動脈硬化の予防に働くので、HDLコレステロールの低値は動脈硬化の危険因子になります。
中性脂肪(トリグリセライド;TG)
高トリグリセライド血症の診断基準
150mg/dL以上(空腹時)
中性脂肪は、主に食事から摂取され、一部は肝臓で作られます。
食事で摂取された中性脂肪は脂肪酸に分解され、一部はエネルギー源として利用しますが、
余った脂肪酸は再び中性脂肪に合成され、脂肪組織などに蓄えられます。
中性脂肪の高値は、肥満と密接な関係があり、また、動脈硬化の危険因子にもなります。
脂肪は、人間のエネルギーにもなりますが、やっぱり摂りすぎは肥満や動脈硬化になることが解りますよね
しっかり、食事をコントロールしましょうね
3回目は、糖尿病に関連する検査をご紹介します。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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