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2022.05.29
軟部組織損傷 〜フォルクマン拘縮〜
皆様、こんばんわ
5月なのに30℃越え(*_*;
暑いですね〜(;'∀')
夏乗り越えれるか心配です💦
水分補給はしっかり摂りましょうね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、フォルクマン拘縮についてご紹介していきます。
フォルクマン拘縮とは
筋の血行障害のため、筋組織が強く障害されて線維性の瘢痕組織に置換され、伸縮性を失い、拘縮・変形をきたすことです。
腕の骨折や打撲、圧迫などが原因で、手や指が動かせなくなってしまった状態
筋肉が腫れてしまうことで血管に圧力がかかり血流が悪くなり、血流の途絶えてしまった筋肉や神経に重大な障害が起こります(コンパートメント症候群)
フォルクマン拘縮では、特に手首を曲げるために使う筋肉が、機能しなくなったり痛んだりします。
フォルクマン拘縮の原因
上腕骨顆上骨折(肘の骨折)
腕が強い力で挟まれる
きついギプスをつけたままでいる
肘の脱臼
熱傷 など
フォルクマン拘縮の症状
骨折などに伴い、はじめは肘や腕が強く腫れて痛む
徐々に前腕に負担がかかり、血流が悪くなると以下の様な症状が出現します。
指が曲がった状態になり、他の人が伸ばそうとしても伸ばせない
指がしびれる
手や腕を固定して安静にしても病気は進行する
そのまま進行すると完全に手や指が曲がったまま固まってしまい、元に戻らなくなる
血流が途絶えてしまった時に現れる危険な症状としては
腫脹
チアノーゼ
痛み
麻痺して動かない
異常な知覚
脈が触れない など
フォルクマン拘縮は、一度手や指が固まってしまうと、基本的に元通りには治らないものです。
まずは、このような腕にならないように骨折などで、腕がおかしいと思ったら診てもらいましょう。
次回は、手指の奇形についてお話させてもらいますね
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております
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