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2023.07.09
軟部組織損傷 〜膝の病気 膝関節水腫〜
皆様、こんばんわ
7月に入り、猛暑日が続いてますね(*´Д`)暑い暑い💦
そして、湿気もありますし、何もしていなくても体が蝕まれそうです(*_*;
ゆっくり水風呂にでも入りたい気分なこの頃...水風呂苦手ですけどね(笑)
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます
今日、ご紹介するのは、膝の病気 膝関節水腫についてご紹介していきます。
膝関節水腫とは
膝関節の関節内には、膝の動きを良くするために滑液が入っています。
この滑液は、膝の潤滑油のような役割をしていて、膝の動きを良くしています(車のオイルみたいなもの)。
滑液は、少し粘度のある無色透明で、成分は主に、ヒアルロン酸とタンパク質です。
この滑液は、膝関節の内の滑膜から作られています。
「膝に水が溜まる」の「水」というのは、「滑液」のことを言います。
しかし、なんらかの原因で、滑液が過剰に分泌されることを膝関節水腫といいます。
膝関節水腫の原因
変形性膝関節症
外傷
関節リウマチ
膠原病
痛風
化膿性関節炎
など
膝関節水腫の症状
膝蓋骨が浮いているような感じ
膝関節内の痛み
炎症、腫脹、熱感
関節可動域制限
関節包や周辺の軟部組織の痛み
痛みが強く重度になると荷重時に痛みを認め、歩行が困難となる。
膝関節水腫の検査・治療
検査
膝蓋跳動試験:膝の脂肪を引き寄せて、膝蓋骨を固定して、上から指で軽く圧迫。
その際に、骨と骨があたるように、コツコツという音が聞こえたり、感じる。
いろいろな疾患の可能性を調べるために、関節穿刺という関節包の滑液を、注射器で採取して検査する。
治療
安静
膝周辺の筋のストレッチ、筋トレ
歩行補助具の使用、サポーター
関節穿刺による滑液を抜く
膝関節水腫の原因はさまざまです。
なので、まずは病院で原因をはっきりさせ、それに合わせたリハビリ、治療をしていきましょう。
次回は、下腿の病気、腓骨神経麻痺についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
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