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2023.11.12
軟部組織損傷 〜足の病気 足根管症候群〜
皆様、こんにちは
一気に寒さが来ましたね〜(''Д'')
今シーズン、初めてカイロを付けてしまいました(*_*;
寒さにはめっぽう弱い私です...
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。
現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます。
今日、ご紹介するのは、足の病気 足根管症候群についてご紹介していきます。
足根管とは
足根管とは、脛骨内果後下方より踵骨に付着する屈筋支帯と踵骨凹面が作るトンネルの事です。
この足根管には、脛骨神経、後脛骨筋腱、趾屈筋腱、後脛骨動脈が通過する。
足根管症候群とは
足根管症候群とは、足にしびれが生じる病気です。
足根管を走行する後脛骨神経が圧迫されることにより発症します。
足根管症候群の原因
足根管が何らかの原因により圧迫されると痺れが発症しますが、その原因は
ガングリオンによる圧迫が多いです。
他には
足首の捻挫や骨折
下肢の静脈瘤
関節リウマチ
糖尿病
痛風
心不全や腎不全、甲状腺機能低下症などによる浮腫
などの病気を例に挙げることができます。
足根管症候群の症状
内果周辺からつま先、足の裏にかけて、チクチクとした痛みやぴりぴりとするような感覚、しびれなどが出現します。
安静時よりも運動時に生じやすい。
足の甲側には症状は見られませんし、運動麻痺や足の動きが悪くなるなどの症状は見られない。
足根管症候群の検査・治療
検査
足のどの部位に痺れや痛みがあるか確認
内果の下を叩いた際に、しびれや痛みなどが増強されるかどうか確認
骨に変形がないかを確認するためレントゲン検査
ガングリオンなどがないかを確認するためMRIや超音波
基礎疾患が疑われる際には、血液検査や尿検査、画像検査
治療
鎮痛薬やステロイドなどの薬剤
ステロイド剤の足根管内注射
足に合う靴を使用する
装具を使用する
症状の緩和が得られない場合には、手術的を行うことも。
足が痺れる症状として有名な病気は、腰椎ヘルニアなどがありますが、今回紹介した足根管症候群など色々な痺れの病気はあります。
痺れが出た際は早期に原因を突き止めるためにも病院などで診てもらいましょうね。
次回は、足の病気、モートン病についてお話させてもらいますね。
体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058−213−7927
ご来院をお待ちしております。
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