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2019.03.26
脳 ~延髄~
皆様、こんにちは
桜が咲き始めましたね
春がキターーー
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在は脳について語ってます

大脳は神経の司令官
中脳は目による姿勢を保つ司令官
間脳は自律神経の保つ司令官
小脳は運動機能の司令官
って感じですね

将棋のようにそれぞれ役目がある感じでなんかカッコイイですよね


今日、ご紹介するのは、「延髄」をご紹介します。

延髄とは??

延髄は、脳幹のうちもっとも尾側の部分であり、前方に橋、尾側に脊髄があります。

中脳や橋と共に脳幹を構成します。

嘔吐、嚥下、唾液、呼吸および循環、消化の中枢を含み、生命維持に不可欠な機能を担っています。

また、脳神経のうち、三叉神経(第5脳神経)から舌下神経(第12脳神経)までは、延髄から起こり,錐体路もここを通っているので,延髄が冒されると,神経障害や運動障害が起こります。


延髄の部位・機能

延髄の表面

脊髄と同じ溝と索状隆起がみられ、腹側面では正中線に前正中裂という溝があり、脊髄の前正中裂に続いてます。
この溝の左右に、内側から錐体およびオリーブとよばれる膨らみがあります

錐体の内部には横紋筋の随意運動を支配する神経線維束(皮質脊髄路または錐体路)が縦走している。これはもっとも重要な運動支配路であり、系統発生的にみても、哺乳動物に特有な新しい仕組みです

オリーブ内部にはオリーブ核という神経細胞群が存在しており、この神経核は体の平衡、直立前行などに関係して、不随意運動の調節に重要な役割を果たしている。

延髄下半部の背側部には、頭部を除く全身の皮膚感覚や筋肉覚、腱覚などの感覚線維がある。

延髄内部は、下半部では脊髄とほとんど同じであるが、上半部に移ると変化が著しくなり、神経核の配置も複雑になる。

脳神経に関係しては、内耳神経の中の前庭神経が関係する前庭神経核の一部、三叉神経が関係する三叉神経脊髄路核、舌下神経を出す舌下神経核、舌咽神経・迷走神経に関与する迷走神経背側核、疑核、孤束核、下唾液核などが存在している。舌咽神経、迷走神経に関係するこれらの神経細胞群は、気管、食道、咽頭、喉頭あるいは心臓の運動、味覚や唾液分泌など、内臓諸器官の自律反射の働きに関係し、生命の維持にも重要な役割をもっている。そのほか、嘔吐反射、咳反射、くしゃみ反射、そしゃく反射などに関係ある神経細胞群、嚥下反射、唾液分泌に関する中枢、呼吸中枢、血管運動中枢などが、延髄と関係している



延髄の仕組み・機能は、とても複雑で難しいですが、嘔吐、嚥下、唾液、呼吸、循環、消化の中枢を含み、生命維持に不可欠な役割をしてくれてますね




ありがとう 延髄~


次回は、脊髄についてお話しますね

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