ブログ

2020.10.19
骨折 ~手指骨折 2~
皆様、おはようございます
爽やかな天気ですね
昨日は金華山を下から頑張って登ってきました!!!
30年ぶり!?で足がパンパン(*_*;
でも、気持ちよかったです( ^)o(^ )
マイナスイオンをもらいましたので、また、頑張ってきます!(^^)!
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

前回に手指骨折についてお話させてもらいました

今日、ご紹介するのは、手指骨骨折の分類の詳細についてご紹介していきたいと思います。


手指骨折の分類

基節骨骨折

①骨幹部骨折 ②骨頭・頚部骨折 ③基底部骨折

中節骨

①頚部骨折 ②骨幹部骨折 

末節骨骨折

①マレットフィンガー


基節骨骨折

比較的頻度の高い骨折です。
完全骨折の場合は、しばしば定型的な掌側凸変形になる。

スポーツによる過伸展や過屈曲による損傷が多い。

骨幹部骨折

近位骨片は虫様筋や骨間筋により屈曲、遠位骨片は背側腱膜により掌側凸に転位する。

骨頭・頚部骨折

頻度としては高くないですが見逃されやすく、小児に多い骨折
骨折した骨頭部は、骨折端を掌側に向けて90°回転し、側副靭帯により絞扼されて整復が困難。

基底部骨折

掌側凸の変形を呈す。
小児には骨端線離開を見ることもある。



中節骨骨折

基節骨と比べると頻度は低い。
頚部骨折、骨幹部骨折、基底部骨折に分けられる。

頚部骨折

小児に発生するまれな骨折

中節骨の頚部に剪断力が働いて発生し、腱の停止部を持たない骨頭が背側に回転することもある。

骨幹部骨折

骨折部が浅指屈筋腱付着部より近位部の骨折の場合、背側凸変形
骨折部が浅指屈筋腱付着部より遠位部の骨折の場合、掌側凸変形



末節骨骨折

指骨の中でも外傷を受ける機会がもっとも多く、手全体の骨折の半分以上を占める。
もっとも頻度の高い指は、中指、次に母指

直達外力によるものが多いが、突き指などの介達外力で発生することも。
深指屈筋腱の付着部により骨片転位が変わる。


マレットフィンガー(ハンマー指変形)

マレットフィンガーは、野球、バレーボールなどの球技の中で、突き指をして発生する。
ベースボールフィンガー、ドロップフィンガーとも呼ばれる

マレットフィンガーの分類

Ⅰ型 終止腱の断裂
Ⅱ型 終止腱の停止部での剥離骨折
Ⅲ型 末節骨の背側関節面の骨折




皆さん、突き指は一度はしたことがあると思いますが、そこには骨折もしている可能性があります。
早期にレントゲンを撮りましょうね

次回は、下肢の骨折 骨盤骨骨折をお話させてもらいますね

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927

ご来院をお待ちしております
    ◀   前の記事 次の記事   ▶
  • 記事ー覧へ