ブログ

2023.10.15
軟部組織損傷 ~足の病気 扁平足~
皆様、こんばんわ
10月半ばに入り、ようやく涼しい秋らしい時期になりましたね(^O^)/
先週は、市民運動会に出場しましたが、終わった後は足が取れそうなぐらい痛かったです(T_T)/~~~
皆様は日頃から、運動はしましょうね笑
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

現在、軟部組織損傷についてお話をさせてもらってます。

今日、ご紹介するのは、足の病気 扁平足についてご紹介していきます。


扁平足とは

扁平足とは、足の裏の「土踏まず」の構造が潰れて足の裏が平らになっている状態を指します。

「土踏まず」とは、体重を効率よく支えるためにアーチ状の構造になっています。

そのアーチ構造が潰れることにより、扁平足の状態になる。


扁平足の原因

扁平足は足裏のアーチ構造が潰れることによって引き起こされます。

足裏のアーチ構造は足の骨を支える筋肉や靱帯などによって作られており、アーチ構造を形成する靱帯が緩んだり腱が切れたりすることによって扁平足の原因となります。

幼児期からみられる扁平足の主な原因は足関節周りの靱帯が緩むことによって引き起こされますが、先天性垂直距骨や先天性足根骨癒合症など生まれつきの骨の変形、筋肉や神経の病気などが根本にあるケースもある。

成人になってから発症する扁平足は中年以降の女性に多く、原因はアーチ構造を吊り上げるはたらきのある後脛骨筋の腱が加齢による変性や体重の負荷によって土踏まずが形成できず、偏平足になる。


扁平足の症状

歩行時の痛みや疲れなどを引き起こす。

内くるぶしの下に痛みや腫れが生じることも。

また、発症から時間が経過するとともに扁平足の変形が目立つようになり、進行すると足が硬くなり歩行障害を引き起こすことも。


扁平足の検査・治療

検査

起立した状態で足のアーチ構造が潰れているか、かかとが外を向いているか否か判断する。

足裏の皮下脂肪が多くついている場合は、正しい診断をするため、X線検査によって足のアーチの高さに異常があるか否かを調べる。

腱が切れることによって発症・疑いがある場合は、超音波検査やMRI検査が必要になる。

治療

足裏の筋肉を鍛える(裸足で生活する・足指じゃんけんやつま先立ちなど足の指を積極的に使う)

アーチをサポートする足底板などを用いる。

重症な場合は切れてしまった腱を別の腱を用いて再建する手術や外側に傾いている踵かかとの骨を切って内側に矯正する手術が行われることもある。



土踏まずは、歩行時などの地面からの衝撃を和らげる役目になっています。
扁平足ならないように、しっかりと足首のストレッチや筋トレをして、予防しましょう。


次回は、足の病気、尖足についてお話させてもらいますね。

体に違和感があるなと思ったら、一人で悩まず、
まずはお電話を 058-213-7927

ご来院をお待ちしております。
    ◀   前の記事 次の記事   ▶
  • 記事ー覧へ