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2018.07.16
血液検査 ~肝臓に関連する検査~
皆様、こんばんわ
梅雨も明けて、ものすごい暑いですよね(;'∀')
水分補給は早めにしましょうね
岐阜市六条東にある鍼灸接骨院、
ながの鍼灸接骨院の院長、長野 有高です。

前回までに血液検査の項目の中で、血液の種類、脂質に関する項目、糖尿病に関する項目についてお話しました
血液検査で色々な事が解り、早期発見が出来ることが解りますね

今日のご紹介は、血液検査、第4回目は、「肝臓に関連する検査」をご紹介します。

肝臓に関連する検査には

    トランスフェラーゼ(AST,ALT)
    γーGTP(ガンマGTP)
    総タンパク(TP)
    アルブミン
    
    
があります。

トランスフェラーゼ(AST,ALT)

AST;アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
ALT;アラニンアミノトランスフェラーゼ

基準値
 
    AST:11~33 IU/L
    ALT:6~43 IU/L
    
アミノトランスフェラーゼは、種々のアミノ酸を作る酵素です。
ASTは肝臓、心臓、筋肉などの細胞、ALTは主に肝臓の細胞に存在し、これらの細胞が壊れると、血液中に出て、血液中の値が高くなります。


γーGTP(ガンマGTP)

基準値

   男性 10~50 IU/L
   女性 9~32 IU/L

γーGTPはタンパク質を分解する酵素で、肝臓、腎臓、膵臓などに多く含まれ、これらの細胞が破壊されると血液中に出てきます。
アルコールを飲むと、肝臓でγーGTPが多く作られ、血液中のγーGTPが上昇します。


総タンパク(TP)

基準値

   6.5~8.0g/dL

血液中のタンパク質は、100種類以上ありますが、大部分はアルブミンとグロブリンです。
それらをすべて合わせたタンパク質の量を総タンパクといいます。
総タンパクが低いと、栄養不良、肝障害、腎臓病
総タンパクが高いと、脱水症などが考えられます。


アルブミン

基準値

   3.8~5.2g/dL

アルブミンは肝臓で作られたタンパク質で、血液中の総タンパクの60~70%を占めます。
肝臓でのみ作られるので、肝臓の障害や栄養状態などに用いられます。


肝臓は生きていく中で、無くてはならない臓器です。
アルコールはほどほどにして、肝臓も休ませてあげてくださいね


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